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「第34回日本映画批評家大賞」各受賞タイトル、授賞式開催のお知らせ

 1991年に水野晴郎が発起人となり、淀川長治、小森和子といった当時第一線で活躍した映画批評家たちによって設立された、映画人が映画人に贈る賞として日本では他に類を見ない映画賞「日本映画批評家大賞」。映画批評家たち選考員の独自の視点によって厳密に選定した、第34回の日本映画批評家大賞の各タイトル・受賞者が決定しました。

 今年もバラエティ豊かな⽇本映画作品のなかから、映画のプロの⽬線で厳密に選定された⽇本映画批評家⼤賞の各タイトル。2024年公開作品の中で最も優れた映画作品におくられる「作品賞」から、きらりと光る才能の片鱗がうかがえる各「新人賞」、卓越した映画技術が光った各「技術賞」や、作品・個人のみならず映画に貢献する映画事業から劇場や文化拠点まで幅広く授与対象とする「特別賞」、往年の功績を称えるとともに、さらなる活躍を期待する「ゴールデン・グローリー賞」、「ダイヤモンド⼤賞」など、今年もバラエティ豊かな受賞者、受賞作品がそろいました。 

受賞作品・受賞者

◎作品賞:『ぼくが生きてる、ふたつの世界』(呉美保監督監督)
◎監督賞:入江悠監督『あんのこと』 
◎主演男優賞:吉沢亮『ぼくが生きてる、ふたつの世界』
◎主演⼥優賞:河合優実『あんのこと』
◎助演男優賞:綾野剛『まる』
◎助演男優賞:森優作『ミッシング』
◎助演⼥優賞:忍足亜希子『ぼくが生きてる、ふたつの世界』
◎ドキュメンタリー賞:『大きな家』(竹林亮監督)
◎アニメーション作品賞:『ルックバック』(押山清高監督)
◎新⼈監督賞:山中瑶子監督『ナミビアの砂漠』
◎新⼈男優賞(南俊子賞):齋藤潤『カラオケ行こ!』』
◎新⼈男優賞(南俊子賞):本山力『十一人の賊軍』
◎新⼈⼥優賞(小森和子賞):長澤樹『愛のゆくえ』
◎脚本賞:甲斐さやか『徒花-ADABANA-』
◎編集賞(浦岡敬⼀賞):田端華子『ぼくが生きてる、ふたつの世界』
◎松永文庫賞(特別賞):東映剣会
◎ゴールデン・グローリー賞(水野晴郎賞):根岸季衣『サユリ』
◎ダイヤモンド大賞(淀川長治賞):草笛光子『九十歳。何がめでたい』

第34回⽇本映画批評家⼤賞 授賞式

第34回目をむかえる日本映画批評家大賞の授賞式を今年も開催いたします。今年もこの特別なアワードをたくさんの映画ファンの⽅たちにご観覧いただけるように、授賞式典の会場にお越しいただけるチケットを販売させていただきます。